昨日、代々木にある教室でボイトレのレッスンを受けた。最初に受付のある事務所に行き、手続きを済ませると、スタッフの方に駅の反対側にあるというスタジオに案内してもらった。代々木の駅の周囲は、飲食店や、オフィスビルや、マンションやら、一戸建ての住宅街やらが入り組んでおり、狭い道路の角を曲がるたびに街並みの印象ががらりと変わる。これは案内してもらわないと迷ってしまう。
シニア世代に突入したオジサンがなぜボイトレを受けるのか疑問に思っただろう、道すがらスタッフの方にボイトレを受ける理由を尋ねられた。息子と娘が昨年からボイトレに通い始め楽しそうなので始めたと正直に話すと、丁度踏切に差し掛かり周囲の騒音もあってこの話題での会話はとりあえずそこで終了した。
スタジオに到着すると、今回教室をご紹介いただいた知人の奥様が丁度レッスンを終えたところでご挨拶をさせていただいた。
レッスン開始。今回のボイトレの目標は『宮本浩次』の『夜明けの歌』が歌えるようになることであるが、とりあえず何か歌ってみてくれという歌としてはハードルが高いので、『サザンオールスターズ』の『秘密のデート』のワンコーラスをスマホのカラオケアプリで歌ってみた。
先生の評価は、テクニックもそこそこあり、裏声のポテンシャルもあるとの事。その後発声やら、腹式呼吸やら、唇を震わせる『リップロール』での音程どりやら、鼻腔と喉の空気の吐き出し方の切り替えやら
今回のレッスンのポイント
- 腹式呼吸を身に着けよう
- 腹式呼吸で呼気を安定させ、息継ぎで胸や肩を使って息を吸い込まないのが基本
- 吐き出した息を、胸で吸い込もうとせず、腹から出した空気を戻すイメージ
- リップロールの練習をしよう
- リップロールは音程どりや、呼気のコントロール(吐きすぎない)の上達に役立つ
- 裏声の活用や発声力の向上にも効く
- その他上げてゆきたい技術
- 裏声の音域を広げる ~地声の領域も裏声で出せるようにする~
- 吐く息をコントロールして息切れを防ぎ、シャープな歌い方やふんわりとした歌い方などの使い分けをする。
- 喉が開き空気が漏れやすいので改善 ~喉の乾燥や、息切れを防ぐ~
リップロールはどうやら重要らしい。そういえば先日カラオケの採点で100点を取るというテレビ番組でも挑戦者が、歌う前にリップロールをしていた。
リップロールは、幼少の頃から『怪獣王ターガン』に出てくる『ヒューヒュー・ポーポー』の声真似をしていたおかげで割と得意である。

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