先日Amazon Black Friday Sale期間中に、ペンタブレットが欲しくなりいろいろと探していた。ブログの挿絵はこれまで、Power Pointにオブジェクト描画で、所謂切り絵のように図形を張りつけながら行っている。

例えば上の図で右のような構図を描こうと思うと、いろいろな図形を変形加工して貼り付けてゆく事によって形を作ってゆく。左は、それらをパーツごとに分けたもの。これはこれで楽しいのだが、時にはフリーハンドで描いてみたいと思う事もあり、ペンタブが欲しくなったのである。実際にペンを使ってPCに描画する方法にはいくつかある。入力デバイスとして専用のものを使うのは、【板タブ】、【液タブ】の二種類がある。以前は専用のペンと紙で書いてそれがPCに反映されるというツールがあったが最近は見かけない。
【板タブ】とはセンサーになっているタブレットの上にペンを走らせると、モニター上に描画されるというもの。センサー自体はただの板なので、手元ではなく画面を見ながら描画する事になる。
【液タブ】はセンサー部分が液晶パネルになっており、紙に書くようにペンで書いたものがそそのまま液晶パネル描画されてゆくので、ペン先を見ながら描くことができる。
【板タブ】は数千円から購入できる一方、【液タブ】画面の大きさや解像度、書き心地、ファンクションボタンの有無、接続方法、充電方法などなど千差万別で価格も数万円から10万円以上するものまである。
こうした入力デバイスに頼らなくても、最近はスマホやタブレットなどタッチパネルのデバイスも多く、ペンで入力をするためのスタイラスペンというものが千円程度から入手可能である。拙宅では、もうあまり家族から見向きもされなくなったipadが時折、机の上に置いてあったり、新聞の間に挟まっていたりする。活躍の場を見出すのが難しくなりつつあるipadを入力デバイスとして使い、スタイラスペンを購入してペン入力描画を試してみることにした。ipadは2018年に発売された第6世代以降がapple pencilに対応し、ペン入力に最適化されている。3rd partyの多くのスタイラスペンはこの第6世代以降での使用が可能となっている。拙宅のipadを調べてみるとなんと、気が付いたらトランプが大統領になっていたあの2017年に発売された第5世代。Amazon の中で探してみるとこの第5世代のipadに対応し、かつ評価がそこそこというスタイラスペンは少ない中、今回購入したのはKINGSTONEスタイラスペン。

絵の美味い下手はともかくそれなりに使える。ペンの角度によっては若干描画されるポイントがずれることはあるものの、この程度の画なら問題ない。因みに、描画ツールはアイビスペイントxを使用している。このアプリケーションは複数のデバイスでストレージを共有できるので、iphoneや、Androidで描いた絵をipadで修正したりできる。
今後はフリーハンドの画も載せてゆくつもり。



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