今日は娘と二人でかねてより楽しみにしていた映画『犬王』を観に行ったのだが、楽しみにしていた理由は親子でそれぞれ違った。私は大好きなアニメ『ケモノヅメ』や『映像研には手を出すな』、『ピンポン』を手掛けた湯浅監督の作品であり、昨年にベネチア映画祭で話題になった作品であることが理由であるが、娘は犬王の声優『嬢王蜂』のアヴちゃんをリスペクトしているからだという。
https://www.cinematoday.jp/news/N0125884

漫画『ピンポン』の原作者である大友太洋によって生み出されたキャラクターたちが個性豊かに作品の中で躍動する。湯浅監督の独特の一人称的視点によってエゴイスティックに切り取られた世界と、スケールの大きな仕掛けで描かれる室町時代のロック・オペラのコントラスト、欲望と嫉妬に対峙する自由と創造の発露が映画の中で渦巻いている。圧倒的な音楽と映像の表現に映画を見ている我々は『映像研』のフィルムを見た観客のように爆風にもにた衝撃を受ける。
絵が完成しないうちからアフレコを開始し、その場で楽曲作り上げ行ったという声優陣も素晴らしく、キャラクターたちは映像から飛び出してくるような瑞々しさをまとっていた。


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