書き損じ

昨晩の就寝時間が遅かったこともあり、また果実酒の果実のようにアルコールによく漬かっていることもあり、連休初日は昼まで布団から出れずにいた。なんとかベットから転がり出て、昼食とも朝食ともわからない食事を済ますと、本日のミッションである玄関周りのお掃除にとりかかった。

表面がゴツゴツとしている化粧ブロックは、ホースで水をかけると結構な汚れが流れ落ちてくる。エントランスのタイルも表面に凹凸があり、泥やらなにやらが付いているがこちらはデッキブラシでこすらないと汚れが落ちない。そんなこんなで3時間ほど水遊びをし、拭き上げた門に飾りをつけ、ミッション終了。

一服してから年賀状書きに取り掛かった。今時、宛名をすべて手書きにしている事もあって枚数は多くないが時間がかかる。字を書くのは嫌いではないが、手書きは書き損じることもある。宛名面を書き終わった後とに、あまり何も考えずに「ご無沙汰しております　云々」などと書き始めるとひらがなを間違えたりする。白い面なら修正テープでごまかすことができるが、たまたまトラの画の上だったりすると、おかしなことになる。まさにそのトラの顔のあたりで「れ」と書こうとしてなぜか横棒を引っ張ってしまいひどく不格好な「れ」になってしまった。 受け取った方も、表だったら裏に、裏だったら表にひっくり返して、誰宛に誰から来たか確認するぐらいで一文字一文字読んだりはしないだろう、というようなことを期待してそれ以上手を加えない事にした。