アコーディオンは唄う

昨日から、クローゼットの中やクローゼットからあふれ出ている古い衣類の整理をしている。
この一年間で身体を絞ったために、それまでに溜め込んできたスーツ類の大半はオーバーサイズになっている。中には、二人羽織ができそうな上着や、袴のようなパンツなどいったいどんな体型をしていたのか、我ながら想像もできないような衣類も出てきた。
これらを片っ端から詰め込んでゆくと40ℓのゴミ袋が5つほど満杯になった。
昨晩はそのまま家族と居酒屋にに出かけたのだが、息子の友人と居酒屋で鉢合わせになり、一緒に飲んでも良いかと尋ねられたのでこれを快諾し、図らずも若者と杯を交える機会を得た。
最初は世代ギャップもあり手探りで会話を始めたのだが、徐々に興が乗って3時間ほど青年と話し込み、気分だけが若くなったおかげで、なんと〆のラーメンという暴挙に出てしまった。

やはり若くなったのは気持ちだけで、今朝はしっかりと年相応にモタレていた。
今日は、昼前から妻と二人で、学生時代の友人が運営する『銀座舞台芸術祭』が企画、プロデュースをした松本 みさこさんのアコーディオンのリサイタルに出かけた。
アコーディオンをじっくりと聞く機会はあまり多くはないが、華麗で、繊細な音色と、まるで楽器そのものが呼吸をしているような、絞り出されるような響きに感激してしまった。
松本 みさこ オフィシャルHP
今度リア王に即興のアコーディオンの伴奏をつけるという舞台があるようだ。是非見に行ってみたい。
今、チャラン・ポ・ランタンという音楽ユニットの活躍で、アコーディオン業界が俄かにざわついているらしい。という事で、ユニットでアコーディオンを操る小春のYOUTUBE 『蛇腹談義』をのぞいてみたが面白く、家に1台ぐらいアコーディオンがあってもいいじゃないかという気にさえなってくる。
YOUTUBE  蛇腹談義

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