散歩×スイーツ

妻と犬の散歩をかねて地元の和菓子屋さんを訪ねてみることにした。創業が昭和26年というから、私が生まれる15年も前から和菓子を作り続けて70年の老舗である。お目当てのお店に直行すると10分ほどで到着するのだが、うららかな陽気のなかどうやら愛犬も喜んでいるようなので敢えて遠回りをした。

店に到着すると先客が2名ほどショーケースを物色していた。一人は地元中学の茶道部の中学生で、主菓子を10個ほど購入していた。犬は店内には入る事は出来ないので、妻が店に入り私は店の外で愛犬の気の向くままに歩いてみたり、立ち止まってみたり、跳びかかられたりしていた。

どうやら店のご主人はお話好きのようで、妻は和菓子と一緒にうんちくも仕入れていたようだ。帰り道も行き同様少々遠回りをして帰ったのだが、愛犬はすでに楽しんでいるというよりはもうあまり歩きたくない様子でリードが重くなってきている。

どら焼き 豆大福|豊島区千川 要町 老舗 和菓子屋 喜津禰(きつね)
喜津禰(きつね)は、千川、要町間で昭和の時代から愛されてきた老舗の和菓子屋です。豊島区の逸品に選ばれた豆大福、看板商品のどら焼き「虎ノ介」をはじめ、行事や季節にこだわった和菓子をご提供しています。ご贈答用、手土産用の各種こだわりの商品の他、焼き印入りのオリジナル商品のご提供も可能です。

黒豆大福と、きつねさぶれ、それに虎ノ介というどら焼きライクなオリジナルの和菓子を頂いたのだが、気が付くと殆ど完食しており写真を撮らなかった事に後から気が付いた。黒豆大福はサクサクとした歯ごたえと旨味のある黒豆がさっぱりとした餡の中でインパクトを放っている。きつねさぶれは屋号である喜津禰(キツネ)の顔をかたどったかわいらし見た目に、カルピスバターを使った優しい味と軽めの舌触り。虎ノ介は、ふんわり、しっとりと焼き上げられた生地に虎豆を使った餡が挟まれ、上品な甘みを醸し出している。

次回もう少し突っ込んだ取材をしてみよう。

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