ジムで腰ベルトやリストバンドを巻いて高重量をガシガシと上げている強者にはついつい見とれてしまうが、自分が筋トレする際にはベンチプレス以外はあまり高重量を扱っていない。ベンチプレスも80kgを2回しょぼしょぼと上げる程度で、高重量というのもおこがましいレベルである。デッドリフトやスクワットの高重量は腰を痛めそうだし、実際に時々ひやりとする事もある。
昨年に山本義徳氏の『世界一きついがデカくなる山本式3/7法』という書籍を購入してから、すっかりこの方法でのトレーニングに切り替えている。

扱うのは10回を上げられる重量の60%が目安。重量との闘いではなく、回数と時間との闘いである。回数は3回、4回、5回、6回、7回で1セット25回。その間に15秒間は種目によって筋肉をコンセントリック(筋肉を短くする、関節を曲げる)、エキセントリック(筋肉を伸展する、関節を伸ばす)もしくはセットごとに交互に状態を保ちながら維持する。この時、力が抜けてしまわないようにするのがコツであるが、15秒が本当に長く感じる。
このトレーニングを行うには時計が必要である。スマホの画面でも良いが、自分が台の上に仰向けになったりすると角度によっては見えない。普段しているFitBitは時間がたつと画面が消えてしまう。そこで、アナログの腕時計を購入した。左手にはFitBitをはめているので、右腕に装着。種目ごとにダンベルを持った時に見やすい角度に調節しながら行ってみた。例えば、ダンベルフライの場合は手首の内側よりも、親指を上にしたときに上を向くような位置が見やすい。これで、ジムの時計の位置に縛られずに3/7が出来る。
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