昨日、2回目のボイストレーニングを行った。今回から宮本浩次の『夜明けのうた』を実際の課題曲として、先日購入した楽譜を手に挑んだ。
まずは、今日の調子を見ましょうという事で、『夜明けのうた』の一番をネットのカラオケ音源で唄う事になった。音源+紙の歌詞というやや慣れない環境で、出だしの音がもたついたり、高音が出なかったりした。歌い終わったところで先生は「高音のところで体が反ったり、横に倒れたりして逃げていますね。これを逃げないように、正面から抑え込むようにできるようなトレーニングをしましょう」と今日のトレーニング方針を提示した。
本日のトレーニングメニュー 2月25日(2回目)
- 腹式呼吸と息を前に押し出す練習。
- 4拍、8拍前歯のあいだから息をよどみなく吐き出し、吐いた息を腹式呼吸で一気にチャージという練習を繰り返す。
- リップロールで音程を取ってゆく練習。
- 一つ一つの音ではなく流れで音程を取ってゆく事を意識する。
- 喉仏を下に下げる練習。
- 高音を出そうとすると、喉仏がせり上がり詰まった感じになって声が出なくなる。これを防ぐために意識して喉を開くための『筋トレ』である。おおきなあくびをするような、あるいはあくびをこらえるような感じを意識すると開きやすい。
- 『タングトリル』
- 今回初めてとなる練習であるが口の中で舌を転がす動きで、喉の緊張をほぐす効果があり、喉仏のせり上がりによる声詰まりを防ぐという。リップロール同様、この音も昔から得意である。
- 『あ』で歌う。
- 歌詞を唄わず、すべて『あ』の音を出しながら音程を追ってゆく。一つ一つの音に『あ、あ、あ、あ』と『あ』を切り当ててゆくのではなく、一節を『あ~あ~あ~』と切らずにメロディーを追ってゆく。これを練習してから歌詞をつけて歌うと、一つ一つの音ではなく、メロディーで歌えるようになる。「歌いたい歌があったら、まずは全部あで歌ってみましょう」との事。
- 息継ぎを意識
- 楽譜に宮本さんが歌いながら息継ぎをしている場所をチェックマークで書き入れてゆく。歌い方だけではなく、息継ぎの仕方もコピーするように意識すると、息継ぎが楽になる。
あっという間に45分のレッスン時間が過ぎてしまった。3回目は来週となる。プルプル、ブルブル、息を吸ったり吐いたりして練習をしよう。
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