シェイプボクシング

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ジムで久しぶりに「共栄シェイプボクシング」のクラスに参加した。共栄ボクシングジムが監修するボクササイズで、基本はパンチの動作のみのエクササイズである。

19時前に始まるこのクラスは、Body Combatなどの人気クラストは違い、参加者はそれほど多くはなくスタジオも半分程度しか埋まらない。前日にネットで予約した際もスカスカだったので、前から2列目の中央のポジションを抑えた。

クラスが始まり、最初はジャブやフックの連発から、次第にスウェー(体の重心を後ろにずらし相手のパンチをよける動作)や、パリィ(相手のパンチを払いながら左右に重心を移してパンチをかわす動作)など組み合わせてコンビネーションを作ってゆく。後半になってくると、コンビネーションを左右スイッチしながら連続で行い心拍数を上げてゆくのだが、慣れない人や、慣れていても余計な事を考えたりすると順番がわからなくなったり、左右がわからなくなったりしてしまう。

クラスの最前列の右端に、やけに動作の大きな人がいた。よく見ると普通に動作が大きいだけではなく、ファミコンのストリート・ファイターに出てくるブランカのような凶暴な動きをしている。インストラクターもきょとんとしているところ見ると、どうやら初参加らしい。その後も自分の拳に振り回され足元をふらつかせながら時には酔拳のように舞う彼を、インストラクターもチラ見をしている。

レッスンは複雑なコンビネーションではなかったが、集中力を欠くと真っ白になってしまう。必死に見ないようにしていても右目の端に移る怪しげな舞踊が気になって何度かパンチが乱れてしまった。

クラスが終わり、スタジオから出てゆく際にたまたま彼の後ろになったのだが、「すみませんでした」という彼にインストラクターは「大きな動きで良かったですよ」と褒めていた。来週もまた会えるかも知れない。

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