時間の感覚

急性肺炎が判明してから一週間がたつが、その間平日は在宅勤務、休みものんびりと家で過ごし、ほとんど外に出ない生活をしている。4月に仕事が変わってからというもの、東奔西走の日々を送っていると一週間がとても長く感じられていたが、こうして低刺激な日々を過ごしていると、どういうわけか一週間がとても早く感じられる。実際に朝起きて、会社に行き、食事をして、外で飲んで帰ってくる、そしてその合間を縫うようにしてジムに行ったり、ボイトレしたりという生活は足元の療養生活と比べて刺激の量が非常に多い。やはり刺激の量が多いほうが時間というのは長く感じられるものなのだろうか。

あまりに刺激がない毎日なので、AMAZONで一冊の書籍を注文した。と言っても啓蒙書でも学術書でもなく、文芸作品ですらない、いわゆる歌本である。

『タウンムック ヒットソング大全集 2022年版』

2021年12月21日に徳間書店から発行されている本書は、2021年にヒットした曲、話題になった歌手の特集、定番曲、演歌など幅広いジャンルの歌が掲載されている。

普段きちんと歌詞を見ないでなんとなく怪しげに口ずさんでいる歌も本書を開けば正確な歌詞をフォローすることができる。というわけで、朝からパラパラとめくりながら口ずさんでいる。

桑田佳祐や松本隆の歌詞は眺めているだけでも素晴らしい。

肺患いの身なので、再びカラオケで歌う日は相当先になるだろうが、こうして歌詞本を眺めながら歌った気になるのも悪くない。

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