スッ、シュ

2月6日(月)に同じボイトレ教室に通う人たちと、先生を交えて新年会をしようと言うことになった。当然課題曲を披露する流れになるのだが、現在の課題曲である『白日』はまだ完成から程遠い。新年会前の最後の授業となる土曜日、一縷の望みをかけ井口パートの高音にチャレンジしたが、まるで出ない。先生曰く「息が足りていない」とのこと。他にももっと指導しなければならないことはたくさんあるのだろうが、クラスが45分間しかないのでかなりポイントを絞ったと思われる。

曲後半はさらに譜割りも細かく複雑になり、タイミングよく息継ぎするのがかなり難しく、尻上がりに音階がせり上がってゆくにつれ、溺れるように呼吸困難になってしまう。ボイトレの先生から『スッ、シュ』を練習しましょうと提案があった。曲に合わせ、スッ、シュと息を吐きその合間に素早く横隔膜を広げて息を吸うという練習で、ポイントは胸ではなくみぞおちのあたりを動かすこと。この練習を繰り返すことで、吐いた息を素早くチャージすることができ、息切れが防止できるというのだ。

一日二日で体得できるような技とは思えないが、発表会に向けてせめてもの気休めのがえられた。

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